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工房レストアの『こんなんやってまんねん』

大阪で文化財の修復やレプリカ製作を行っている「工房レストア」のブログです。  文化財修復・レプリカ製作のお仕事やスタッフの日常についての「こんなんやってまんねん」を紹介しています。

 

あたりまえのことに感謝できるか 

みなさまこんにちは。
毎日うだるような暑さで目が回りそうですね。

さて、今日は仕事と関係無いことを書きますね。
2週間で2回も人生初体験をしましたw

救急車に2回も乗って、初入院生活を体験しました(笑)
突然強烈なめまいが起こり、嘔吐しこれはヤバいと思い救急車を要請。
初めての体感で怖くなったことが正直なところ。
救急隊員の方々の処置対応も初めてのことで、当たり前のことですが慎重かつ迅速、症状に合わせた病院を探し丁寧に搬送してくださいました。
よくタクシー代わりに救急車が呼ばれると聞きますが、「そりゃあかんやろ!」て心底思いました。

初診は、MRI等々脳神経を調べてもらいましたが、異状なし。とりあえずホッとしました。後は熱中症か耳関係じゃないかとお医者さんは言ってました。
とりあえず一週間はフラフラしつつ様子をみましたが、再び強烈なめまいと嘔吐、また救急搬送、次は熱中症じゃないかと診断されめまい止めと、吐き気止めを処方され帰宅。
次の日は日曜日だったので、安静にしていましたが改善せずめまいと嘔吐の繰り返し

結局、月曜日に耳鼻科を受診して耳は異常無し、しかし目がおかしいと言われ眼振検査。
「前庭神経炎」によるめまいと嘔吐と診断され入院生活。
原因は不明、今年は個人的に激変の年なのでストレスか(笑)

一週間ほど入院しましたが安静にしてても気持ち悪く飲み食いが一切できないのでずっと点滴生活。多い日は同時に3本w
先生曰く、「日にち薬だから少しづつ改善します」と言われ、本当にマシになるのかと疑ってしまいました。

点滴

入院生活も初めて、毎日気持ち悪く、飲食できず、本も読めず、携帯も文字が見えない(ぼやけて)、テレビも見れない。することなく、相部屋だったのっで耳だけで人間ウォッチング。
実感したこと、「本当に看護師さんって偉いなあ」と感じました。俺にはできないと思ったことと同時にまだまだ人間出来てないと反省しました。
私も含めて、入院患者はしんどいから自分の事しか考えていない。(病院だから当然のこと)
看護師さんに対する口調も雑になり、何でもないことにでもつつっかっかる患者か居たり、しかし看護師さんはにこやかに話しかけ、患者の話を否定ずに聞き続ける。夜勤や実務は超ハードですし本当に体験してみて凄さが分かりました。


普段何気なく生活していると、生かせてもらっていることにも健康に生活できることに感謝もせず、相手に対して「して当たり前」「やってもらって当然と」と自分が勝手に(都合よく)思い込んでいる事が多々あることに気づきました。
心配してくれる両親や子供達、また会社を任せれる心強い社員さん達に改めて有難いと思い、ちょっと上手く書けませんがまだまだ知らないことだらけやと自分が恥ずかしくなりました。
それらを気づかせる為に、病気になったんだと思っております。

追伸 
もう元気で大丈夫です(^∇^)ノ
まご


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category: 日常のこと

同志社大学・上賀茂神社にお邪魔しました 

こんにちは。工房レストアのkです。

昨日は工房レストアスタッフ4名で同志社大学さんにお邪魔しました。
戦時中の理事会記録を修復・製本したものを納品させていただきました。
久しぶりに納品にお邪魔して実際にお客様と対面でお話させていただき、
とても喜んでいただいて胸が熱くなる思いでした。
普段は会社内で作業をしておりなかなか外にでる機会が少ない為、
貴重なモチベーションが上がる機会をいただきました。
更に技術を磨いてより良いものをお届けできるよう精進いたします。
大学はコロナ禍で学生さんも職員さんも皆さん色々と大変そうで早くこの状況が収まって欲しいなと願うばかりです。


そのあと、上賀茂神社へ。
上賀茂神社は通称名で正式には賀茂別雷神社です。

こちらで9月1日から展示が始まる
非公開文化財特別公開に展示する古文書のレプリカを納品させていただきました。
そしてこの展示を公開前に特別にご案内いただきました。

なんとあの織田信長や今年の大河ドラマ『麒麟がくる』で話題の
明智光秀に関する古文書が展示されとても興味深い内容となっております!
また、室町~江戸期の刀3振(うち1振は初公開)なども展示予定だそうです。
解説をして頂けるそうで、私のように古文書が読めなくても安心ですね。
展示を見せて頂いてドラマや歴史書の中で名前を見かける人物が実際に生きてこの地に居たんだなぁと、学校で学んだ歴史と現代が地続きに感じられました。

展示期間:9月1日~12月13日

長めなので是非とも秋の京都に足を運んで古文書を読み、
その舞台となった地に実際に立って歴史を感じてみてください。

この度は展示準備で忙しい中ご案内いただきまして誠にありがとうございました。
このような素敵な展示に携わらせて頂いて大変光栄に思います。

そして…
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なんとこの上賀茂神社、水が豊富に沸いており、その新鮮な湧水を使用したコーヒーが頂けます!
インスタ映えしそうなおしゃれな空間は良い木の香りが漂い、木陰でゆったりと珈琲を楽しめます。
展示を見学した後に是非とも飲んでみてください。とても美味しい珈琲でした。ごちそうさまでした。

category: 出張

「オリジナル幾多郎ノートをつくろう」やってみました! 

皆さま、こんにちは!
長梅雨が明けてうだるような暑さですね。

マスクを付けると汗だくになりますが痩せない・・・
熱中症に気を付けてくださいね。

さて、先日8日・9日と石川県西田幾多郎記念哲学館にて「オリジナル幾多郎ノートをつくろう」ワークショップを開催しました。

コロナ禍の中で制限が多い中、
少人数制でソーシャルディスタンスを保ち、フェイスシールドやマスクはもちろん、参加者の検温、道具や机の消毒と細心の注意で開催することができ、館スタッフのみなさまや参加者方々のご協力があり開催することができました
今年は春以降、軒並みワークショップは中止になっておりましたので大変嬉しかったです。
本当にありがとうございました!

内容はオリジナル幾多郎ノートをつくることですが、
まず展示室ツアー、学芸員さんが企画展開催にあたっての経緯や資料の説明をしてくださいました。

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会場はこんな感じです。上からの撮影。
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展示室ツアーの後に複製と修復のお話を少しさせて頂きました。
今回、初めての内容のワークショップだったのですが、一般の方々に複製(レプリカ)を作る意義目的をもっと知ってもらい、広げていかないとダメだなと反省しました。
参加者からの質問で、我々は当然(常識)という思いこみに気づかせて頂きました。
対話の中で、あくまで「原本保存と活用のためのレプリカ」ということを解かりやすく知ってもらわないと感じました。

さていよいよノート作り!
2日間で3回計15名程が参加してくださり、夏休み期間なので子供達も3名参加してくれました
無地のノートに幾多郎先生が使っていたノートの表紙と本文のレプリカを選んでもらい、展示されている資料に近しいノートを作りました。
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製本後に展示してあるレプリカの様に汚したり傷めたりして本物に近しい感じに仕上げていきます。
私個人的には、綺麗に出来上がったノートは汚さないと思いこんでいましたが(笑)
この作業は楽しいと好評でした。できあがりはこんな感じ、字を書いてみたり、西田先生や資料の写真を貼ったりして完全オリジナルノートが出来上がりました。
画像では分かりにくいですが、無地のノートなので小口(ノートの側面)は白いのですが、皆さん汚して古めかしい仕上がりですw
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今回は逸材も発見しました。
紹介します、ソクラテスさん(名札が)です。このお嬢さんええ腕してるんです(笑)
製本後のウェザリングが上手なんです。汚し作業というと単に汚くすれば良いって感じですが汚れる場所や位置にも意味があるのです。コーネルも手を入れてましたよ。思わず「おっちゃんの所に手伝いに来て」って勧誘してました(笑)
お母さまも許可頂きましたので記念写真w
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西田幾多郎記念哲学様でも資料関係のイベント(ワークショップ形式)は初めての試みで、我々も初めての内容で試行錯誤しつつ色々課題も見つかりました。今回は3回行ったのですが、1回目よりは2回目、2回目よりか3回目と内容をすぐに改善や助言をしてくださった館のスタッフの皆様には大変有難かったです。

2015年10月幾多郎ノートが発見されました。発見時は湿気で固着しカビやシミだらけで損壊も時間の問題でした。
学芸員の皆様の初動作業のおかげで修復や翻刻が出来るようになり、研究者の方々、翻刻や修復に関わった多くの方々、我々は複製で関わらせて頂きましたが、多くの方々によって今回の企画展は成り立ってると改めて思いました。
また資料保存はたまたま救えてのではなく、次世代に伝える為に「なんとかしよう!」と情熱を持った人々がどれだけ関わり、結果的でなく必然的に伝え活用するための行動が重要だと改めて気づかせて頂きました。

ぜひまたやりたいですね!
館のスタッフの皆様、参加してくださった方々に改めてお礼申し上げます。

まご

追伸
新グッズ「幾多郎ノート」を販売のおしらせ。
販売価格:1冊500円
2015年新たに見つかった、西田幾多郎の直筆ノート50冊。哲学館では奈良文化財研究所、京都大学、金沢大学などの関係機関の協力を得て、修復と翻刻のプロジェクトを行っています。
今回、そのうちの2冊を再現したノートを作りました。
発見された幾多郎ノートの表紙と内部の書き込みを忠実に再現し、4ページ目からは通常のノートとしてお使いいただけます。
ページ下部には西田の短歌や言葉が書かれております。
お問い合わせは℡076-283-6600 fax076-283ー6320
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category: ワークショップ

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