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工房レストアの『こんなんやってまんねん』

大阪で文化財の修復やレプリカ製作を行っている「工房レストア」のブログです。  文化財修復・レプリカ製作のお仕事やスタッフの日常についての「こんなんやってまんねん」を紹介しています。

 

「資料保存や活用」 

みなさま、こんにちは!
9月入り最近は暑さも和らぎ、秋めいてきましたね。

読書より食欲が湧きすぎて困っている今日この頃です。。。

さて今月は資料保存や活用について、ワークショップ&講演会を東京・堺・神戸・愛知4箇所でお手伝いをしてきました。

ひと月に4回開催も初めてでしたので、ご参加頂きました方々には何かと至らぬ所があったと思いますが、改めましてお礼申し上げます。

さてはじめは堺で、「地域資料の保存と活用」というお題でお話をさせて頂きました。
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我々の仕事や地域文化をあまり知らない人達に、地域資料の大切さを知ってもらういい機会になりました。
参加者全員が我々の仕事を知らない方々で、めっちゃ緊張しましたがまず知ってもらうことが大切だと感じました。


つぎは東京で、図書館司書向けの本の修理ワークです。
全国から集まった図書館司書さん約40名程が参加され、それぞれ自館の本を修理しました。
しゅうり
上手くできた方、思うように出来なかった方々はいらっしゃいましたが、アンケートでは、みなさん体験できて良かったと高評価を頂きました。


続いて神戸大学で歴史資料ネットワークの屏風解体作業でした。
兵庫県三田市の旧家の屏風ですが、屏風の反故紙(下張り文書)から三田藩家老の九鬼図書家の、17世紀前半のものと推測される書簡が大量に出てきました。
丸3日間かけて作業を行いましたが、私は2日間だけ参加で文書剥しをメインにお手伝いしました。

地域資料活用に大きく貢献できそう。
新しい発見が得られるのではないかと期待しております。

ここでは、想定外?笑
文化財修復の専門家の尾立氏も参加してくださり、色々とご教授頂きました。
まわりの人達には、「夢の共演」だと冷やかされました。
考えてみれば、地域史料を救う史料ネットじゃないと実現しませんでしたね。
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快くご参加いただいたボランティアの方々も手際よく、はがす技術、レベルの高さは圧倒されました。


さて、最後は愛知の大学図書館。
ここでも、本の修理ワークショップを行いました。

図書館の痛んだ本を参加者の皆様で修理作業を行いました。
大幅に時間は過ぎてしまいましたが、皆様の本が修理されました。
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みなさん熱心で時間が過ぎても作業を続けており、図書館司書さんの本に対する愛情をたくさん感じた会でした。


計4回5日間でご参加いただいた方々は、約120名程でした。
短期間でこれだけ多くの方々にご参加頂けて、嬉しいです。
出来るだけ多くの方々に資料の大切さを伝え、文化を未来に繋げるよう努めていきます。

この場をお借りして、準備等で大変お世話になりました各関係者の皆様方厚くお礼申し上げます。

まご
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category: ワークショップ

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