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工房レストアの『こんなんやってまんねん』

大阪で文化財の修復やレプリカ製作を行っている「工房レストア」のブログです。  文化財修復・レプリカ製作のお仕事やスタッフの日常についての「こんなんやってまんねん」を紹介しています。

 

お写経勧進 

みなさま、こんにちは!
いよいよ入梅しましたね。修復資料が乾燥し難いので私達にはちょっと嫌な時期です。

さて先日、とある方から「あなたの為になるから薬師寺に行ってお写経勧進をやって学んできなさい」と教えて頂きました。
私が出張の時は雨が多いのですが、最高に良い天気でした。
空の綺麗さに思わず「お~」と声が出ていました。
さっそく掲示板で写経道場の確認です。

案内板

すぐに写経道場に到着~。

写経道場

薬師寺での写経体験は初めてです。
申し込み用紙に記入して申し込み、般若心経一巻は2千円です。

道場内部は携帯電話の電源を切りましたので、写真はございません。
注意書きを確認してから、いざ本番!

心得

まず輪袈裟を首に掛け、丁子(ちょうじ)を口に含め、体の中を清めをします。
口に含んだまま、写経を行います。
丁子

墨をすり、般若心経を一巻写経してみました。筆を持つことは何年振りでしょうか?
決して上手く書けませんでしたが、墨をすると何か気持ちが落ち着く感じがし、約2時間掛けて完成しました。
書いていると凄い集中でき、奉納後は心地よい疲れを感じました。

ご存知の方は多いと思いますが、この写経勧進は故高田好胤元管主が道を開かれました。
この仕組みが凄く、奉納された写経は、金堂・西塔・大講堂等の上層内陣にお祀りされ永代供養されています。
この写経は各年代・月事に1000巻ずつ棚に保管され、いつ誰が奉納したかもデータ管理をされています。一般に公開はしていませんが、例えばおじいちゃんが奉納した写経をさがし見つけ出す事も可能なのです。
この仕組みは、資料を保存管理をする為に必須だと感じました。

薬師寺の写経の特徴は、いずれの宗派でも良く、いつでも納経できます。
昭和43年から始められたまたこのお写経勧進によって、金堂、西塔、中門、回廊、大講堂が復興し玄奘三蔵院伽藍も建立されました。お写経によって人々の想いが、薬師寺白鳳伽藍の復興されている。すばらしい仕組みです。

私達も地域・郷土資料を伝える為にもっと出来る事があると感じました。

まご
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category: 日常のこと

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