FC2ブログ

工房レストアの『こんなんやってまんねん』

大阪で文化財の修復やレプリカ製作を行っている「工房レストア」のブログです。  文化財修復・レプリカ製作のお仕事やスタッフの日常についての「こんなんやってまんねん」を紹介しています。

 

反省と実行 

みなさま、こんばんは~
今日は、和歌山に出向きました。

まず和歌山大学の藤本先生とお会いして少しお話をしました。
先生方が中心となり資料保全ネット・わかやまを立ち上げられて
文化財・歴史資料の救出・保全活動をされております。

去年は東日本大震災・和歌山県の台風12号など各地で被災資料(津波や洪水にあった資料)が膨大に
ある中で、各地歴史資料ネットワークの方々のボランティア活動を進めては
いますが、現状は乾燥させることで目いっぱいの状態だそうです。

しかし、ここまでの活動が大変で、歴史資料ネットワークの先生方・会員さま始め、
たくさんの学生さん達が現地に赴き、資料の救出・掃除・エタノールで除菌・カルテ作りなど
大変苦労されてやっと乾燥させられる状態になるのです。

私達は業者なのでなかなかボランティア活動に参加も出来ていませんし、
なんとかお手伝いができないかと時々、技術的なことに参加はしていますが・・・・・
現状まだまだできていません。

和歌山県立博物館で被災資料の展示をやっていましたので、観てきました。
261.jpg


先生は、「地域資料になると膨大な数でなかなか手がつけられない、元の状態に戻すことは
大変、難しい(修複の予算・時間・人など)」とおっしゃてました。


我社の経営理念にもある
「技術の向上と価格の適正化をめざし、少しでも多くの文化財を後世に残すよう社会貢献に努めます」

まだまだ本気で活動が出来ていないと反省しております。

また、これを実行せねばならないと改めて思いました!
もっと努力をせねば!!

まご
スポンサーサイト



category: 日常のこと

Facebookについて 

f_logo.jpg

最近何かと話題のフェイスブックの話です。
工房レストアも世の中の例にならってとりあえず会社のフェイスブックページとかなんとか作ってみたりなんかしたりしたのですが(広川太一郎)、作ってはみたものの実際にどのように活用すればよいのか、むしろそれ以前にフェイスブックとは何がどうすごいのかがよく分からない状態でした。

そんな訳で社長がこんなんあるよ、と初心者向けの無料フェイスブックセミナー(主催:㈱色彩舎ソリューション)を教えてくれたので23日に行ってきました。
時間は18:00から1時間半ほどで大体20数人の方がいらっしゃいました。
内容としてはフェイスブックの基本的な説明とビジネスに活用する場合、これまでのメディアとはここが違うといった、基本的なところを教えてもらって時間一杯でした。
基本的なところの説明だけでもうまく使えば非常に影響力のあるツールであることは分かりました。(実際アラブ世界の運動には大きな影響を与えたとされていますし)
ただ、今回は基本の説明だけでしたので実際にどう活用していくのかは今後の課題です。

しかし世の中の流れがはやいのでアラフォー男子としてはついて行くのが大変です。

ぽんきちでした。

category: 日常のこと

草原の王朝 「契丹」 

みなさま、こんにちは~
今日は、大阪市立美術館で開催中の契丹展に行ってきました。

大阪市美術館

契丹(きったん)または遼ってなんじゃ~?という方が多いかもしれませんが、
昔の中国北方を支配していた王朝です。

10世紀に耶律阿保機(やりつあぼきが建国しました。

自分がだいぶん前にNHKで楊家将(北方さんの本とは少し違いますが)というドラマを見てから興味があったのですが、
自国で編集した歴史書や周辺国による関連資料も少なかったので
ほとんど契丹または遼という国のことは知りませんでしたし、「そんなので
展覧会ってどんなんかな~」と興味がありました。
知っていたことは、半遊牧・半農耕民族で騎馬隊がめっぽう強く、北宋相手に
戦争を仕掛けては物資を貢がすイメージが強かったのですが・・・



今日は、美術館の守屋課長の講演会がありましたので聞きに行きました。
非常にわかりやすく説明してくださり、半農半牧の民族だけれども「高い水準の文化・繁栄を
もった国だったんだ」とわかりました。
金や銀細工・陶磁器などたくさんありましたよ~

パンフ

興味がある方は、ぜひ観に行ってください。

まご








category: 日常のこと

吹田市立博物館で裏打ち体験講座 

本日、吹田市立博物館で古文書裏打ち体験講座を開催しました。

わ002

朝、早くにもかかわらず25名も参加していただきました。

内容は、みなさまに古文書裏打ちをやっていただき、「地元の貴重資料を大事に残して
行きましょう」ということが第一の目的であります。

ワーク

まずは自分がやり方を説明させていただきました。

参加された方は、みんな真剣に説明を聞かれていました。
0wa 06

説明の後に、班ごとに実際に裏打ち作業をやっていただきました。
wa17.jpg

写真では判りにくいですが、みなさま大変上手に刷毛をさばき、裏打ちをされてました。
ワイワイと参加者同士で教えあったり、ワークの後の質疑応答では
たくさんの質問があり、2時間の予定でしたが15分程、オーバーするくらいで
関心の高さにビックリしました。

震災もあり、指定に掛かった文化財は保護されますが、その他の地域・郷土資料は
なかなか、保存される事は難しいのが現状です。
日本では、ボランティアが主流で、各地の歴史資料ネットワークの方々が飛散することを防ぎ
保存することで目いっぱいです。
この講座を通して、地元の方々に郷土資料に関心を持っていただき、次の世代に伝えて
行こうと活動していただければ幸いです。

最後に
吹田市立博物館の学芸員の方々、講座を開いていただき本当にありがとうございました。
又、参加されたみなさまにも大変、感謝しております。

次回は6月9日(土)に開催されます。参加ご希望の方は、博物館までお問い合わせください。

手伝をしてくれたスタッフにも感謝です!!

まご



category: ワークショップ

紫野和久傳の鯛ちらし 

本日、母の日です。
奮発いたしまして、大阪三越伊勢丹の「和久傳」さんでお弁当を予約し、
受け取りに行ってきました。

obentou

こちらが、「鯛ちらし」弁当です
きれいな色取りです
鯛は臭みもなく、弾力もありおいしかったです。
また、おかずも少なそうに見えますが春の食材(筍・空豆・蕨など)が、
上品な薄味で炊かれており、頂いて幸せな気分になりました。
たまにはこんな贅沢もいいですねー
                               山下

category: 日常のこと

東洋のマンチェスター 

三軒家公園

山下です。
私達の会社があります大正区はかつて「東洋のマンチェスター」と呼ばれた紡績産業の大都市であったそうです。
(上の写真は近所の三軒家公園にあります「近代紡績工業発祥の地」という石碑です)

こちらに移転しまして1年。印象といえば大阪ドームしかなかったこの地域ですが、びっくりです。
その後、第一次世界大戦の後には東京をしのぐ繁栄をみせた大阪。兵庫県民の私、大阪を見直しました。

このお話は先月お越しいただいたお客様からお聞きしました。毎年春になると作品を持ってこられます。
豊富な知識をお持ちでお話が楽しく、いつもついついお引止めしてしまい申し訳ありません
でもこのように新しい発見があるとさらに地域に興味が湧いてきます
また、調べたことをブログに載せていきますね

category: 日常のこと

洋本修理 

みなさま、こんばんは~!
今日は、大阪府吹田市にあるアサヒビール吹田工場様に行ってきました。
アサヒビール

この工場は、みなさまご存じの通り、アサヒビール発祥の地であります。

今回は、創業時にドイツ人技師が持ち込んだ洋書の修理作業を行い、納品に行きました。
皮、クロス、紙、などの表紙で製本されたものなどがたくさんありました。

なかでも1880年ドイツで開発されたワイヤー・ソーイングにより綴じられた書籍が
大変、傷んでいました。
洋本
写真は背が割れいて、むき出しの状態です。
わかりにくいですが、規則的に茶色の線のように見えるところがステープル(ホッチキスの針)
で中綴じをされています。
この針が厄介者で、錆びて本が崩壊します。
本を解体し、これを一ヶ所づつ除去し、和紙で修理(穴を埋める)をしていきます。
芯
除去した針はこんな感じです。
解体・金属除去をし、糸で綴じ直しをしました。

今回は、表紙の修理・テープ類の除去・ステープル針除去・劣化修理・糸綴じ直し
など、貴重なお仕事をさせて頂きありがとうございました!!

さて、私は下戸なのですが、ビール好きにはもってこいの工場ですよ~
予約をすれば、工場見学も出来ますので、ぜひ一度いってみてくださいね!

こちらからどうぞ~^^
アサヒビール工場見学

まご



category: 日常のこと

道具の手入れ 

昨日と今日の2日間は、休みの間を利用して道具の手入れを行いました。
一番良く使う、仮張りの板の手入れです。
張り板小

掛け軸などの作品を裏打ちし、平滑に乾燥させる為に板に張ります。
写真のものは1m20㎝×2mのものです。

普通の表具屋さんは角材を格子状に組み、その表裏に石州紙など丈夫な
紙質の楮紙を張り重ね、表面に柿渋を塗布して仕上げたものなのですが、
我社は、別注で通気性のよい板を作りました。

張り板大
こちらの板は3m×4mの大きな物です。
大幅(大きい掛け軸)や古地図などに使用します。

色々のサイズの仮張り板があり、枚数も全部で50枚位ですので
掃除も2日間掛かりました。

板

作品に合わせてそれぞれ使用します。

きれいになり、より良い仕事をしたいと思います。
やはり道具は大切ですね!

まご

category: 日常のこと

プロフィール

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

ブロとも申請フォーム

QRコード