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工房レストアの『こんなんやってまんねん』

大阪で文化財の修復やレプリカ製作を行っている「工房レストア」のブログです。  文化財修復・レプリカ製作のお仕事やスタッフの日常についての「こんなんやってまんねん」を紹介しています。

 

堺市「町家歴史館 山口家住宅」で簡易掛け軸つくり開催のお知らせ 

みなさま、こんばんは!

先週までの暑さはどこヘやら、朝晩冷え込んできましたね。
みなさま体調管理にお気をつけください。

告知が遅れてしまいました!
さて、10月20日(土)に堺市「町家歴史館 山口家住宅」でポチ袋関連ワークショップを開催致します。
今年はミニ掛け軸つくりです。

DSC_0001.jpg
※サンプル例です

かわいらしい、ミニ掛け軸がつくれます。ハガキや写真など自由に飾れます。
みなさま宜しくお願い致します~ふるって御参加頂けましたら嬉しいです!

平成30年10月20日(土曜)
   ・1回目 午前10時30分~
   ・2回目 午後1時30分~
   ・3回目 午後3時~
     ※ 各回、所要時間は約1時間を予定しています。

各回 定員10人 (事前申し込み制)
材料費500円 (この他に別途入館料が必要です。)

会場
「町家歴史館 山口家住宅」
   堺区錦之町東1丁2-31

申し込み方法
平成30年10月2日(火曜) 午前10時から、電話もしくはファックスで 「町家歴史館 山口家住宅」 (電話・ファックス 072-224-1155) まで、氏名・電話番号を記入の上、申し込んでください。 各回定員になり次第締め切ります。

詳しい情報は堺市HP文化財課まで

※弊社では一切受け付けは行っておりません。

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category: お知らせ

「資料保存や活用」 

みなさま、こんにちは!
9月入り最近は暑さも和らぎ、秋めいてきましたね。

読書より食欲が湧きすぎて困っている今日この頃です。。。

さて今月は資料保存や活用について、ワークショップ&講演会を東京・堺・神戸・愛知4箇所でお手伝いをしてきました。

ひと月に4回開催も初めてでしたので、ご参加頂きました方々には何かと至らぬ所があったと思いますが、改めましてお礼申し上げます。

さてはじめは堺で、「地域資料の保存と活用」というお題でお話をさせて頂きました。
W (3)

我々の仕事や地域文化をあまり知らない人達に、地域資料の大切さを知ってもらういい機会になりました。
参加者全員が我々の仕事を知らない方々で、めっちゃ緊張しましたがまず知ってもらうことが大切だと感じました。


つぎは東京で、図書館司書向けの本の修理ワークです。
全国から集まった図書館司書さん約40名程が参加され、それぞれ自館の本を修理しました。
しゅうり
上手くできた方、思うように出来なかった方々はいらっしゃいましたが、アンケートでは、みなさん体験できて良かったと高評価を頂きました。


続いて神戸大学で歴史資料ネットワークの屏風解体作業でした。
兵庫県三田市の旧家の屏風ですが、屏風の反故紙(下張り文書)から三田藩家老の九鬼図書家の、17世紀前半のものと推測される書簡が大量に出てきました。
丸3日間かけて作業を行いましたが、私は2日間だけ参加で文書剥しをメインにお手伝いしました。

地域資料活用に大きく貢献できそう。
新しい発見が得られるのではないかと期待しております。

ここでは、想定外?笑
文化財修復の専門家の尾立氏も参加してくださり、色々とご教授頂きました。
まわりの人達には、「夢の共演」だと冷やかされました。
考えてみれば、地域史料を救う史料ネットじゃないと実現しませんでしたね。
W (9)

快くご参加いただいたボランティアの方々も手際よく、はがす技術、レベルの高さは圧倒されました。


さて、最後は愛知の大学図書館。
ここでも、本の修理ワークショップを行いました。

図書館の痛んだ本を参加者の皆様で修理作業を行いました。
大幅に時間は過ぎてしまいましたが、皆様の本が修理されました。
W (13)

みなさん熱心で時間が過ぎても作業を続けており、図書館司書さんの本に対する愛情をたくさん感じた会でした。


計4回5日間でご参加いただいた方々は、約120名程でした。
短期間でこれだけ多くの方々にご参加頂けて、嬉しいです。
出来るだけ多くの方々に資料の大切さを伝え、文化を未来に繋げるよう努めていきます。

この場をお借りして、準備等で大変お世話になりました各関係者の皆様方厚くお礼申し上げます。

まご

category: ワークショップ

屏風解体調査のボランティア募集のお知らせ 

みなさま、こんばんは
まだまだ暑い日が続いておりますので体調を崩されませんよう御自愛ください。

さて、本日は屏風解体調査のボランティア募集のお知らせです。

以下、歴史資料ネットワーク様の掲載です。

兵庫県三田市の古民家に保管されていた屏風の解体調査のため、以下のようなボランティアを募集します。みなさまのご参加をおまちしております。

1:古い屏風のはがし解体作業
2:はがした文書の撮影・整理作業

1:古い屏風のはがし解体作業

日時:2018年9月18日(火)・19日(水)10時~16時
場所:神戸大学文学部B334教室
(アクセス)http://www.lit.kobe-u.ac.jp/information/access.html
(キャンパスマップ)http://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/rokko/rokkodai-dai2.html
*人文学研究科・B棟は、キャンパスマップ「98」です。
募集人員:10名
※汚れてもいい服装でお越しください。
※昼食は各自ご準備ください。
※9月18日(火)の午前中は、専門家による屏風解体のレクチャーがあります。
講師:平田正和氏(株式会社 工房レストア)

2:はがした文書の撮影・整理作業

日時:2018年9月20日(木)10時~16時
場所:神戸大学文学部B334教室
(アクセス)http://www.lit.kobe-u.ac.jp/information/access.html
(キャンパスマップ)http://www.kobe-u.ac.jp/guid/access/rokko/rokkodai-dai2.html
*人文学研究科・B棟は、キャンパスマップ「98」です。
募集人員:5名
※撮影調査を実施します。
※昼食は各自ご準備ください。

■応募方法

史料ネットメールアドレス(s-net@lit.kobe-u.ac.jp)まで、名前、当日連絡のつく連絡先(携帯番号or携帯メール)、参加希望日をお知らせください。

■お問い合わせ

歴史資料ネットワーク:s-net[at]lit.kobe-u.ac.jp
(担当:河野)

私達もお手伝い致します。一緒に地域資料を次世代に繋ぎましょう。
※弊社では一切受け付けは行っておりませんので御了承ください。

category: ワークショップ

tag: 歴史資料ネットワーク 

重要な水! 

みなさま、こんにちは~

台風20号により被害を受けられた皆様に心からお見舞い申し上げます。

弊社は交通機関が乱れ通勤に影響が出たぐらいですが、雨・風共に強烈でした。

さて先日、年に一回の浄水器のフィルター交換を行いました。
弊社にとっては水は重要な材料です。
しかし、水道水は不純物が多く含まれており、作品修復や糊作りには不向きです。

そこで弊社では、浄水器で修復に必要な水を使います。
遊離残留塩素やカビ臭、総トリハロメタンなどの有機塩素化合物をより多く取り除いてくれます。

古くなったろ材を入れ替えます。

入れ替え

新しいろ材を入れ設置完了!
このろ過機は賢く、タイマーセットで水を逆流させて、ろ材を洗浄することで、ろ材に付着した不純物をはく離させ、浄水器の性能を一定に保ってくれます。
いい仕事してくれています

設置

水のお話でした。

まご

category: 日常のこと

裏打ちワークショップ 

豪雨により亡くなられた方々に謹んでお悔やみを申し上げるとともに、
被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。

近年の異常気象に体がついかなくなってきました。とんでもない豪雨の後は、40℃近くの気温と参ってしまいます。
みなさまどうか御自愛ください。

さて昨日、弊社工房で裏打ちワークショップを行いました。
私も製本の勉強でお世話になっている「NPO法人 書物の歴史と保存修復に関する研究会」の皆さまが参加してくださいました。

今年で3回目で毎年この時期に授業の一環で行っています。
今年も大変暑い中、御参加頂きありがとうございました。

丸一日かけて、みっちり裏打ちを体験して頂きました。
WS裏打ち

糊は正麩糊を使い、和紙は石州紙(特薄・薄口)を使用しました。
はじめは皆さまぎこちない動きでしたが2回以降は、手つきが変わり大変器用に作業を行われていました。
「あ!シワが入ったとか、わ!紙が破れた~」とかワイワイとあっという間に時間が経ってしまいました。

3回目になると、あえて虫損がひどい資料を選ばれ、裏打ち紙も薄い紙でチャレンジされていました。
皆さまあえて難しい資料を選ばれる(笑)
さすがに手を動かしている方々は、飲み込みが早くすぐに上手くなります。

あいまに、研究会から持ち込まれた洋書資料を漉き填めで修復体験も行いました。
補修

資料は劣化が激しく、欠損部分もかなりありました。
丁寧に折れやシワ等をのばし、楮とガンピの混合液で漉きました。
資料の修復前後の写真はここでは出せませんが、8月25日(土)26日(日)にある夏期講座に出展するという事なので、ぜひ御参加ください。
kakikouza.jpg

チラシPDFはこちら

最後に、このワークショップに限らず本や知識で得た事を実践してみることが大切だと思います。
資料修復だけでなく、技を習得すれば色々な事に応用ができますのでぜひ今後に活かしてほしいと願っております。

まご

category: ワークショップ

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