工房レストアの『こんなんやってまんねん』

大阪で文化財の修復やレプリカ製作を行っている「工房レストア」のブログです。  文化財修復・レプリカ製作のお仕事やスタッフの日常についての「こんなんやってまんねん」を紹介しています。

 

どうでもいい、おはなし 

みなさまこんばんは~。
関東は雨が多く冷夏のようですが、こちら関西はまだまだ暑い日が続いておりますが
いかがお過ごしでしょうか。

さて、昨日はゆっくり休んでいたので、体がなまってはいけないと思い散歩に出かけました。
その散歩コースをどこにしようかと池の廻りを歩いていると、中学生くらいの子が走っていました。
「俺も部活でよく走ってたな~」と思い、「五キロコースを歩こう」と決めました。

中学生の私はサッカー部に所属しており、当時週一~二回は学校の廻りから川の土手、池を一周してそれが大体5キロあったので5キロコースと先輩から教えられ走っていました。約30年前の話しですが(笑)

約30年ぶりに、このコースを歩いてみました。
学校

私が通っていた中学校、田舎なので景色はあまり変わってませんが・・・田んぼは少なくなり住宅地がかなり増えてました。
学校近辺の友達の家も表札は変わっていました。あたりまえか・・・

部室

しかし、学校の周りを歩いていると部室は当時のままでした。今はどうかわかりませんが、当時は汗臭く汚い部室でしたね~(笑)
でも、そこが良かったな~楽しかった思い出がいっぱい。みんなどうしてるかな~当然おっちゃんになっているのだけど・・・

橋
さてこの橋、ちょっとした思い出が・・・
この川の土手も周回するのですが、5キロ走る事がしんどく友達と橋の下に隠れズルをした事を思い出しました。
当時からズルがしい所あり、ろくな中学生ではありませんでしたね~。恥ずかしいですわ~

5キロコースを30年ぶりに歩いてみて、色々変わっているところもたくさんありましたが、まだまだ当時のままの所も多々あり大変懐かしく中学生の頃を思い出せた良い機会でした。
空は当時と全く変わってませんでしたね!夏の暑い日にサッカーに夢中になっていました。おかげで勉強はダメでしたけど・・・。
そら

結局5キロのところが、色々寄り道をしているとそこそこ歩いていました。
消費カロリーが気になる年齢になったと気づき現実に戻されました。あ~青春カムバック

歩数

まご
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category: 日常のこと

虫干し絵解き説教大会に参加してきました。 

みなさま、こんにちは!
九州での豪雨により甚大な被害に遭われたみなさまに心よりお見舞い申し上げます。
最近の雨はドカ雨で予想できませんね。こちら関西も夏らしい天気ですが、まだ梅雨は明けていないようです。

さて、昨日15日に愛知県西尾市の養寿寺様の虫干会絵解き説法大会に行ってきました。
弊社で修復させて頂いた掛軸が一斉に御開帳となるので、以前から見てみたいと御住職にお願いをしておりました。

せっかく見に来るのであれば、絵解き説法の間に1コマあげるから何か喋ってくださいと言ってくださいました。
私の出番は15時からと聞いていたのでお昼に大阪を出たら十分間に合うと思っていたのですが、甘かったです!
三連休の初日、高速道路も渋滞、西尾市に着いたら市内はお祭りの準備で渋滞・・・
結局、開始1分前に到着

30分頂き、「家庭で心がける資料保存」と題してお話をしましたが、何を話したか全く記憶にありませんでした。
後から気づいたのですが、本堂に走って入りお参りもせずそのまま講演をしておりました。
御住職他のみなさま、大変失礼致しました。ごめんなさい!

説法


自分の出番が終わった後に、絵解き説法を聞かせて頂きました。初体験で己の心には邪心や煩悩だらけだと気づきました。
ご住職の凄いところは、什物を秘蔵にするのではなく本来の使い方をしている所です。普通はお金を掛けて修復すれば、めったに公開しない事が多いのですが、説法に使われる。
私個人的な感想ですが、従来の資料も利用するためにあるのですが、保存と利用のバランスが崩れている事が多いように感じます。

お寺の宝物も公開すれば、地域資料として地域の皆様にも知ってもらうことが出来、わが町の宝物として次世代に伝わっていくと思いました。

当麻曼荼羅

絵伝

何年振りかに、自分達が修復した掛軸を一堂に拝めると感動しました。またこの仕事をして本当に良かったと改めて想い、大変幸せな時間を過す事ができました。
ちなみにこの當麻曼荼羅と法然上人絵伝は弊社のHPにも掲載されています。

お声がけ頂きました、養寿寺畔柳住職本当にありがとうございました。
また来年も参加したいです!

まご




category: 日常のこと

ポスター修復! 

初めまして、こんにちは。
はちです。

今回東京の秦川堂書店様からのご依頼でポスターの修復をさせて頂いたのでここで少し紹介したいと思います。
(画像掲載許可頂いております。ありがとうございます。)

修復前は上部が完全に破れて分かれてしまっていたり、上下部の金具部分がさびていたり、紙の一部が欠損していたりとボロボロの状態だったのでこれを修復させて頂きました。

修復前
s-s-慰問文 (1)




①まず初めにポスターについている金具を取り外し、
②ドライクリーニングで表面のほこり等を除去する作業を行いました。
ポスターは洋紙の為,酸性劣化していたので
脱酸処理を行いました。
④欠損部分には和紙(楮紙)で形成紙を作成し補修し、
⑤和紙(石州紙薄口)を使用して肌裏打ちを行いました。
乾燥後
⑥欠損部分の補色作業を行いました。
⑦折れの予防や補強の為、ポスターの折れや亀裂部分に細長く切った薄美濃紙を裏面から貼りました。
⑧さらに二回目の裏打ち(石州厚口)を行いました。
乾燥後
⑨余白部分をカットし  
完成です。



修復後
s-s-DSC_0001_201707031521037fb.jpg



個人的には欠損部分の補色作業がとても大変でした。
元のポスターの色と違いが出ないように、補色した部分が他の部分より浮いてしまわないように色を合わせるのが難しかったです。しかしその分修復完了後には達成感もありましたし、なにより喜んでいただけたことが嬉しく自分の自信にも繋がりました。
※補色作業は補修箇所が目立たないようにするためのもので、絵柄を元通りに復元しているわけではありません。

これに満足せずもっと精進していきたいと思います。
また「ボロボロで直したいけどどうしたらいいかわからない」と思っている方がいらっしゃいましたらぜひ工房レストアにご依頼ください。心を込めて修復作業を行いたいと思います。



category: スタッフ紹介

お写経勧進 

みなさま、こんにちは!
いよいよ入梅しましたね。修復資料が乾燥し難いので私達にはちょっと嫌な時期です。

さて先日、とある方から「あなたの為になるから薬師寺に行ってお写経勧進をやって学んできなさい」と教えて頂きました。
私が出張の時は雨が多いのですが、最高に良い天気でした。
空の綺麗さに思わず「お~」と声が出ていました。
さっそく掲示板で写経道場の確認です。

案内板

すぐに写経道場に到着~。

写経道場

薬師寺での写経体験は初めてです。
申し込み用紙に記入して申し込み、般若心経一巻は2千円です。

道場内部は携帯電話の電源を切りましたので、写真はございません。
注意書きを確認してから、いざ本番!

心得

まず輪袈裟を首に掛け、丁子(ちょうじ)を口に含め、体の中を清めをします。
口に含んだまま、写経を行います。
丁子

墨をすり、般若心経を一巻写経してみました。筆を持つことは何年振りでしょうか?
決して上手く書けませんでしたが、墨をすると何か気持ちが落ち着く感じがし、約2時間掛けて完成しました。
書いていると凄い集中でき、奉納後は心地よい疲れを感じました。

ご存知の方は多いと思いますが、この写経勧進は故高田好胤元管主が道を開かれました。
この仕組みが凄く、奉納された写経は、金堂・西塔・大講堂等の上層内陣にお祀りされ永代供養されています。
この写経は各年代・月事に1000巻ずつ棚に保管され、いつ誰が奉納したかもデータ管理をされています。一般に公開はしていませんが、例えばおじいちゃんが奉納した写経をさがし見つけ出す事も可能なのです。
この仕組みは、資料を保存管理をする為に必須だと感じました。

薬師寺の写経の特徴は、いずれの宗派でも良く、いつでも納経できます。
昭和43年から始められたまたこのお写経勧進によって、金堂、西塔、中門、回廊、大講堂が復興し玄奘三蔵院伽藍も建立されました。お写経によって人々の想いが、薬師寺白鳳伽藍の復興されている。すばらしい仕組みです。

私達も地域・郷土資料を伝える為にもっと出来る事があると感じました。

まご

category: 日常のこと

友ヶ島へ行ってきました。 



ご無沙汰しております。スタッフのこんちゃんです(^-^)
先日友人達と和歌山県紀淡海峡に浮かぶ無人島、友ヶ島へ行ってきました。

近年、豊かな自然の中に建つ煉瓦造りの砲台跡や、展望台からの美しい紀淡海峡の眺めが話題になり、「ラピュタの島」などの愛称で呼ばれるようになった島ですね。(トップの画像は第三砲台跡で撮影したものです。)
私達が向かった日は午前中猛烈な雨が降っており、上陸できるか心配していましたが、加太港に着いたときにはなんとか雨は止み、上陸することができました

s-image3.jpg

足元が少し悪かったですが、雨が降ったことで却って観光客が少ない状態の中を散策する事ができました。山中霧が立ち込めていて幻想的でした
砲台跡の中は勿論電気は通っておらず、スマートフォンのライトで足元を照らしながら散策しました。
真っ暗でひんやりとしており、一人で入るにはかなり勇気が要りそうだなと思いました。笑s-image2.jpg

実戦に使用される事はなかった砲台ですが、そのことで却って攻撃を免れ、今私達がこの素晴らしいレンガ造りを見ることができることに、不思議な気持ちになりました。
まだ見られていない砲台跡もあるので、また行きたいなと思っています。

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